中本哲史が主人公の小説が芥川賞を受賞した。若者の間ではキャッシュレスは当たり前の時代。
世の中のインフラが変化すると共に行動パターンに変化は出てくるが、人間の奥底に潜む、愛や野望、個人のアイデンティティーは、時代を越えて問われ続ける。
受賞によって、暗号通貨への関心も少しは高まるかもしれない。
現実のブロッチェーン技術は、人の感情を挟む間もなく、ひたすら発展の道を歩んでいる。
芥川賞【「ニムロッド」概要】
IT企業で新規事業を任され、仮想通貨(ビットコイン)をネット空間で「採掘」する僕・中本哲史(ナカモトサトシ)。中絶と離婚のトラウマを抱いたままの外資系証券会社勤務の恋人・田久保紀子。小説家への夢に挫折した同僚・ニムロッドこと荷室(にむろ)仁……。あらゆるものが情報化した社会を背景に、生きづらさを抱えた人々を描き、個のあり方を問う。新時代の仮想通貨小説!
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